PGP(Pretty Good Privacy)

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Philip Zimmermannによって作成された暗号ソフトで、主に公開鍵暗号方式を使って暗号化・署名ができます。

 -PGPの動作原理-
 暗号化と署名について、動作原理を簡単に紹介します。
 PGPでは暗号化のために関係者に渡す「公開鍵」と、復号に使う自分だけが持つ「秘密鍵」の2つの鍵をペアで使います。
 公開鍵で暗号化されたものは、その「公開鍵の所有者の秘密鍵」でしか復号することができません。

・暗号化について
例) 自分がAさんだけに見せたい文書を送るとします。
  1. まず、平文を「Aさんの公開鍵」で暗号化します。
  2. Aさんに暗号文を送ります。
  3. Aさんは「Aさんの秘密鍵」で復号して、文書を読むことができます。
 「Aさんの秘密鍵」はAさんしか知りませんので、復号できるのはAさんだけということになります。

・署名について
例)AさんがBさんに自分の文書が正しいことを証明したいとします。
  1. まず、Aさんが「Aさんの秘密鍵」で平文に署名をします。
  2. それをBさんに送ります。
  3. Bさんはその文書を「Aさんの公開鍵」で署名の認証テストを行います。
  4. この認証テストを通れば、その文章は「Aさんが書いたものに間違いない」ということになります。
 文書を暗号化していないので、誰でも読むことはできます。
 しかし、認証テストが通らなければ、文章が改竄されているとわかります。

 -歴史-
 PGPの歴史について簡単に紹介します。
 公表は1991年、PGP1.0がインターネットに流れましたが、開発当初アメリカは暗号を武器とみなし、
「武器などの輸出規制法」で輸出を禁止していました。
 しかし、マサチューセッツ工科大(MIT)がPGPの合法化(非商用使用)に協力し、1994年2.6を公表しました。
 また、ソースコードを書籍として出版、海外に輸出し有志によって改良がなされ国際版 (PGPi) が公開されました。
「武器などの輸出規制法」に関してPhilip Zimmermannは連邦政府の取調べを受けましたが、このことが問題に
なることはありませんでした。
 MITがサポートする「アメリカ、カナダ版」と「国際版(ヨーロッパ版)」の2種類があり、ややこしいことになってしまいましたが、
1999年12月13日にアメリカからのPGPの輸出が一部の国を除いて認められたため、アメリカ国外でも合法的に
アメリカ、カナダ版PGPを使用できるようになり、国際版の開発は終了しました。

参考文献:
PGPとは
PGP
アメリカの輸出規制法について

このブログ記事について

このページは、fukuiが2008年5月 7日 17:45に書いたブログ記事です。

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