ARPスプーフィング(ARP Spoofing)

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LANで用いるARPの応答を偽装し、他の機器に送られた情報を傍受する技術です。
以下の構成のネットワークを例として説明します。
ARPスプーフィング01.jpg
通常通信を行う場合、BがCにパケットを送信するときは、宛先MACアドレスにCのMACアドレス「CC.CC」を設定し、
Cにパケットを送信します。

ARPスプーフィングはこのMACアドレスを用いて通信する仕組みを利用し、傍受します。

まず、Aが以下のようにBとCに偽のARP応答を送信し、それぞれのARPテーブルを偽装します。
  • Bに対して : IPアドレス「192.168.1.3」のMACアドレスは「AA.AA」です。
  • Cに対して : IPアドレス「192.168.1.2」のMACアドレスは「AA.AA」です。

ARPスプーフィング02.jpgすると、BとCはARP要求を出していなくてもARP応答を受け付け、その応答に対してARPテーブルを書き換えてしまい、
その結果ARPテーブルは図のようになります。

ARPスプーフィング03.jpgそうなると、BがCにパケットを送信するとき、宛先MACアドレスに書き換えられたCのMACアドレス「AA.AA」のところへ
パケットを送信してしまい、Aに届くことになります。
同じく、CからBにパケットを送信するときも、Aにパケットが届いてしまうので、AはBとCの通信をいつでも見ることができます。

また、これを悪用すると、通信を傍受するだけでなく、任意のページや改竄したホームページを開かせることも可能になり、
ネットワークを混乱させることもできてしまいます。


関連する用語    : ARP(IT用語辞典e-Words)
参考文献    : ARPスプーフィングで通信傍受!(The Weekly Herald)

このブログ記事について

このページは、fukuiが2008年6月 3日 18:00に書いたブログ記事です。

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